論文募集 CALL FOR PAPERS 第5回先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS 2007 5th Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures http://www.hpcc.jp/sacsis/2007/ 2007年5月23日(水)〜25日(金) 学術総合センター講堂・会議室(東京都千代田区一ツ橋2-1-2) http://www.nii.ac.jp/ 主催(順不同) 情報処理学会・計算機アーキテクチャ研究会 同・システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会 同・ハイパフォーマンスコンピューティング研究会 同・プログラミング研究会 電子情報通信学会・コンピュータシステム研究専門委員会 電子情報通信学会・ディペンダブルコンピューティング研究専門委員会 電子情報通信学会・リコンフィギャラブルシステム研究専門委員会 IEEE Computer Society Japan Chapter 協賛(順不同) 情報処理学会・組込みシステム研究会 SACSIS (Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures) は 2003 年に誕生したシンポジウムです.その第 5 回は,東京にて 2007 年 5 月 23 日(水)〜 25 日(金)に開催いたします.スコープは SACSIS2003 から の流れを引き続き,以下のように考えています. Advanced Computing: SACSIS は今後の計算技術の発展を,さまざまな角度から議論することを目的 としています.単体・並列・分散等の処理形態にとらわれず,広い意味で先進的 な計算のためのシステムや基盤とそれらの要素技術を対象とします. Systems and Infrastructures: 性能などの「有効性」が重視される「システム」に関する技術だけではなく, 幅広い利用を目指して「実用性」を重視した「基盤」に関する技術も対象とし ます. 下記テーマに関連したオリジナリティ溢れる論文,実装・開発事例等も含め有 用性の高い論文,実用性を重視した基盤に関する論文を広く募集致します. 1.先進的計算システム グリッド計算,クラスタ計算,Peer-to-Peer 計算,高性能計算, モバイル計算,ユビキタスシステム,組み込みシステム, ディペンダブルコンピューティング,アプリケーション専用システムなど 2.先進的計算システムを支える基盤技術 プロセッサアーキテクチャ,システムアーキテクチャ, 大規模ストレージシステム,省電力・省スペース技術,OS/ミドルウェア, コンパイラ,プログラミング言語処理系,並列アルゴリズム, オンラインアルゴリズム,性能評価/性能チューニング技術など 3.実用的基盤システム データベース,Web サービス,検索エンジン,データマイニング, トランザクションシステム,分散計算環境,サーバシステム構築技術, ネットワークセキュリティなど 【募集内容】 [一般論文] (1) A4 用紙 8 頁以内の日本語または英語の論文を募集します.募集対象は, 国内外の査読付き雑誌あるいは査読付き会議に未発表の研究論文とします. ただし,これらの雑誌・会議で未発表のものであっても,これらの雑誌・ 会議に投稿中のものは募集対象外といたします. なお,これらの雑誌・会議で既発表であっても予稿集等がISBN番号あるい はISSN番号を有しない配布物の場合には未発表とみなします. (2) 有用な結果や考え方を伴った,完成度の高い論文を募集します.一般論文 は,情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム(ACS 論文誌)への 同時投稿が可能で,これにより質の高い論文を短い査読期間で論文誌上に 掲載することを可能にします. (3) 一般論文全てを対象に最優秀論文賞を1件選び表彰します.本賞は,研究 内容の質の高さ・研究論文としての完成度を重視して総合的に評価し選出 します. (4) 若手研究者の論文から優秀若手研究賞を 3 件程度選びます.応募資格は, 登壇発表者である筆頭著者の年齢が 30 歳前後以下であることです.本賞 の趣旨は有望な若手を表彰することにあり,着眼点の面白さや今後の展開 が期待される研究を高く評価します. [ポスター論文] (1) 一般論文とは別にWork-in-progress的発表をポスター論文として募集します. 投稿受付開始は2007年3月上旬を予定しています.詳細は追ってご連絡いたし ます. (2) ポスター論文でも査読を行いますが,構想段階の研究,問題提起などを含めた 様々な研究を積極的に採用し,ポスター発表として参加者間の議論の場を提供 します. (3) ポスター論文を対象に独創的ポスター賞を 1 件選び表彰します. 本賞は独創的なアイデアに基づく研究を高く評価し,ポスター発表会場で の聴講者による投票で選出されます. ●一般論文 - A4 8ページ以内 - 規定スタイル: LaTeX 用 http://www.hpcc.jp/acs/latexform.html Word 用 http://www.hpcc.jp/sacsis/2007/sacsis-form.doc - ファイル形式: PDF フォーマット [投稿に関する注意]: SACSIS2007 は ACS 論文誌第 19 号(予定)と連携して論文募集を行います. このため,1件の論文を双方に同時投稿し,並行して査読を受けることができ ます.またどちらか一方にのみ投稿することも,もちろん可能です.具体的に は以下の投稿方法がありますので,適切なものを選択してください. 1. SACSIS2007 単独投稿 SACSIS2007 のみを対象とする8ページ以内の論文投稿です.投稿時点での枚 数超過は認められません.なお,論文採録後の SACSIS2007 カメラレディ原稿 にも,標準 8 ページ(超過料金を支払えば 10 ページまで可)の枚数制限があ ります. 2. SACSIS2007/ACS 同時投稿 * 投稿された論文は,ACS 論文誌編集委員会と SACSIS2007 プログラム委員会 の双方で査読されます.投稿時点での論文ページ数は 8 ページ以内に制限 されます.投稿時点での枚数超過は認められません. * SACSIS2007 と ACS との査読は独立して行われ,採否も独立です.したがっ て一方で採録/採択され,他方で不採録/不採択となることもあります.ま た ACS の第1回査読では条件付採録となる可能性もあります. * ACS の第1回査読結果通知と SACSIS2007 の採否通知は,ほぼ同時期に行わ れる予定ですが,若干前後する可能性がありますので,あらかじめご承知お き下さい. * SACSIS2007 で採択され,ACS で条件付採録となった場合,ACS への修正稿 投稿締切は SACSIS2007 のカメラレディ締切とほぼ同時期になる予定です. したがって ACS 修正稿と SACSIS2007 カメラレディ原稿を同一のものとし ても構いませんが,同一でなくても構いません.SACSIS2007 カメラレディ 原稿には標準 8 ページ(超過料金を支払えば 10 ページまで可)の枚数制 限があるのに対し,ACS 修正稿にはページ数制限はありません * ACS 論文誌に採録された場合,ACS 論文誌への投稿は LaTeX によるスタイ ルのみの受付となりますのでご注意下さい. 3. ACS 単独投稿 ACS 論文誌のみを対象とする投稿で,査読手続きなどは通常の ACS 論文誌へ の投稿と同様です. なお,SACSIS2007への投稿論文については,投稿時に著者の方に論文の研究分 野に応じて次の五つの査読トラックのうちの1つを選択していただき,原則と して選択された査読トラックのプログラム委員で論文査読をすることとしまし た. システムアーキテクチャ プロセッサアーキテクチャ 高性能計算 システムソフトウェア グリッド トラックの選択に当たっては,各トラックの研究分野を示す下記のキーワードを 参考にしてください. トラックのキーワード システムアーキテクチャトラック(略称:A): クラスタ内・計算機内通信機構,広域広帯域ネットワーク向け通信機構, セキュリティ関連ハードウェア技術,クラスタ関連ハードウェア技術, ストレージ関連ハードウェア技術,並列化コンパイラ,ディペンダブルシステム プロセッサアーキテクチャトラック(略称:P): プロセッサアーキテクチャ,組込みプロセッサ,メディアプロセッサ, 分岐予測,投機実行,キャッシュメモリ,レジスタファイル,メモリアーキテクチャ, 命令レベル・スレッドレベル並列処理アーキテクチャとコンパイラ最適化, リコンフィギャラブルアーキテクチャ,省電力プロセッサアーキテクチャ, 高信頼化プロセッサアーキテクチャ 高性能計算トラック(略称:H): 数値計算アルゴリズム,数値/非数値・並列アプリケーション, 並列/分散・大規模データ処理,高性能計算機利用技術, 可視化技術,性能予測モデルと性能評価,最適化コンパイラ, 自動チューニング システムソフトウェアトラック(略称:S): オペレーティングシステム,言語処理系,プログラミング・ツール, コンパイラの基礎技法,プログラミング手法,セキュリティ関連ソフトウェア技術, クラスタ関連ソフトウェア技術,ストレージ関連ソフトウェア技術 グリッドトラック(略称:G): グリッドミドルウェア,グリッドセキュリティ, データグリッド(DB連携,マイニング,検索等を含む), グリッドアプリケーション,Webサービス,P2P,ユビキタスコンピューティング, ユーティリティコンピューティング  論文投稿受付は http://www.hpcc.jp/sacsis/2007/submit.html を参照 してください. ●ポスター論文 - A4 2ページ - ポスター論文のスタイルは一般論文に準拠します. - 採択されたポスター論文は,そのままカメラレディ原稿となります. 【重要日程】 2007/1/15(月) 8:00 一般論文 登録締切(延長なし) 2007/1/22(月) 8:00 一般論文 アップロード締切(延長なし) 2007/3/12(月)〜 一般論文採否通知 2007/3/23(金)17:00 ポスター論文 締切 2007/5/23(水)〜25(金) SACSIS2007 開催 【委員会】 ●SACSIS 運営委員会 運営委員長/ACS 論文誌 中島 浩 (豊橋技術科学大学) ARC 天野 英晴 (慶應義塾大学) OS 加藤 和彦 (筑波大学) HPC 関口 智嗣 (産業技術総合研究所) PRO 八杉 昌宏 (京都大学) CPSY 馬場 敬信 (宇都宮大学) ACS 論文誌 石川 裕 (東京大学) 中村 宏 (東京大学) 朴 泰祐 (筑波大学) ●SACSIS 2007 組織委員会 組織委員長 石川 裕 (東京大学) 組織副委員長 関口 智嗣 (産業技術総合研究所) 総務委員長 片桐 孝洋 (電気通信大学) プログラム委員長 本多 弘樹 (電気通信大学) プログラム副委員長(論文査読) 木村 啓二 (早稲田大学) プログラム副委員長(ポスター) 西 宏章 (慶應義塾大学) チュートリアル委員長 佐藤 寿倫 (九州大学) ローカルアレンジメント委員長 鯉渕 道紘 (国立情報学研究所) ローカルアレンジメント副委員長 藤本 典幸 (大阪大学) 会計委員長 末廣 謙二 (日本電気(株)) 広報委員長 品川 高廣 (筑波大学) 企画委員長 緑川 博子 (成蹊大学) ●SACSIS 2007 プログラム委員会 プログラム委員長 本多 弘樹 (電気通信大学) プログラム副委員長 木村 啓二 (早稲田大学) プログラム副委員長 西 宏章 (慶應義塾大学) トラックチェア システムアーキテクチャ 工藤知宏 (産業技術総合研究所) プロセッサアーキテクチャ 中村宏 (東京大学) 高性能計算 朴泰祐 (筑波大学) システムソフトウェア 千葉滋 (東京工業大学) グリッド 山名早人 (早稲田大学) プログラム委員 (順不同) システムアーキテクチャトラック 工藤知宏(産業技術総合研究所) 久我守弘(熊本大学) 住元真司((株)富士通研究所) 西宏章(慶應義塾大学) 佐藤充((株)富士通研究所) 鯉渕道紘(国立情報学研究所) 横田隆史(宇都宮大学) 佐藤真琴((株)日立製作所) 國枝義敏(立命館大学) 柴田裕一郎(長崎大学) 中條拓伯(東京農工大学) 中村友洋((株)日立製作所) プロセッサアーキテクチャトラック 中村宏(東京大学) 井上弘士(九州大学) 佐藤寿倫(九州大学) 荒川文男((株)日立製作所) 鳥居淳(日本電気(株)) 小林良太郎(名古屋大学) 五島正裕(東京大学) 近藤正章(東京大学) 森敦司((株)富士通) 嶋田創(京都大学) 吉瀬謙二(東京工業大学) 児玉祐悦(産業技術総合研究所) 菅原豊(東京大学) 高性能計算トラック 朴泰祐(筑波大学) 横川三津夫(理化学研究所) 片桐孝洋(電気通信大学) 建部修見(筑波大学) 寒川光(日本アイ・ビー・エム(株)) 直野健((株)日立製作所) 佐藤周行(東京大学) 岩下武史(京都大学) 林亮子(金沢工業大学) 須田礼二(東京大学) 松田元彦(産業技術総合研究所) システムソフトウェアトラック 千葉滋(東京工業大学) 首藤一幸(ウタゴエ(株)) 大山恵弘(電気通信大学) 品川高廣(筑波大学) 追川修一(筑波大学) 八杉昌宏(京都大学) 廣津登志夫(豊橋技術科学大学) 光来健一(東京工業大学) 河野健二(慶應義塾大学) 寺岡文男(慶應義塾大学) 小口正人(お茶の水女子大学) グリッドトラック 山名早人(早稲田大学) 伊野文彦(大阪大学) 伊達進(大阪大学) 古賀久志(電気通信大学) 竹房あつ子(産業技術総合研究所) 中田秀基(産業技術総合研究所) 合田憲人(東京工業大学) 門林雄基(奈良先端科学技術大学院大学) 鈴村豊太郎(日本アイ・ビー・エム(株)) 【問い合わせ先】 シンポジウム関係: 総務委員長 片桐孝洋 広報関係: 広報委員長 品川高廣 http://www.hpcc.jp/sacsis/2007/contact.html